2005 年一月の日記

1/8 土、+0:29 年賀状

明けましておめでたい。丸々 1 週間サイトを放置してしまった訳ですが。

此処数日、スーパーマリオワールドで遊んでます。更新もせずインターネット上で昔のゲームの情報を集めて廻ってた影響です。


年賀状の絵に何を描くか、31 日から帳面に色々書いてみて考えてました。

年を越して三日になって決定する迄、酉年の解釈を鳥全般にするか鶏にするかで迷いました。単に鳥とするなら、星のカービィのクー,ヨッシーアイランドのあほーどり,風タクのリト族 (特にメドリさん) とかかと考えたんですが、結局、ゼル伝のコッコと、鶏の扮装とを盛る事になりました。

六日と七日とに分けて投函したので、早い所では明日、宛て先に到着すると思います。其れに合わせて此のサイトに絵を掲載します。

1/8 土、+0:29 かりーごや

父は、札幌で生まれたスープカレーと謂う食べ物を食べたがって居ました。札幌に出店するスープカレーの店を網羅した本を買う程。年末の講習三日目の日には、講習終了後車で迎えに来て、其の足で制服の儘市内の“VOYAGE”と謂うスープカレー屋に行ったりもしました。伯母・祖母を含む 4 人で。

六日、父が夜東京に戻る日、私は年賀状の宛て名を書いていたんですが、実は、スープカレー屋に行く元々の予定が私の年賀状の作業のせいで延期された儘だったので、中断して食べに行く事になりました。伯母は忙しいので 3 人。

其の店は“かりーごや”と謂うそうで、石狩から小樽へ行く途中の銭函に在ります。父の中学時代の先生がスープカレー通で、其の人から聞いた店との事。

出発迄に宛て名と短信とを書き終えて居た 14 枚を携えて車に乗り、途中のセイコーマート (道内最大手のコンビニ) の郵便箱に投函して、其処から真っ直ぐ目指すカレー屋に向かいました。道の氷は融けていて、父には走り易かった様です。特に珍しい途でもないので私は助手席で少し寝ました。年賀状で徹夜に近い事をしたのも理由として在ります。

日本海を望む高台を斜度 15 度に傾いて登る車内で目が覚めました。15 度の坂って、体感では 45 度ぐらいですよね。カレー屋の駐車場でした。降車して、取り合えず目の前に見える扉へ向かうと、極普通の表札が。あれ? 人んち? …ああ、店の入り口は上か。

やはり上が店でした。中に這入った最初の印象は『薄暗いな』、一人も客が居なかったので、海側の右端の席に坐りました。

なぜか窓際に花札・オセロ盤・知恵の輪が並んでたので知恵の輪をちょっと触りました。[円 1・三角 2・R 形 1] の四つの部品で本来構成されて居る筈が、円は既に外れてました。結局少し捻ったら取れたんですが、其の際に少し隙間が拡がってしまう様だったので誤りなのかも。適当に円も繋げときました。

閑話休題。此処では普通のカレーも扱ってる様ですが、当然スープカレー。3 人で適当に具を交換するので、何は無くとも重複しない様に選びます。品書きのスープカレーは全て‘おくらじゃがいもジョル’(うろ覚え) の様に〈ジョル〉を与えられてて不思議でした。〈ジョル〉って?

大まかに分けて 5 段階の辛さの内最も辛くない‘普通’で注文をした後、若者二人組が店に現れました。常連客の雰囲気で、私らの隣の席に坐りました。「○○××の辛口を。」等と慣れた感じで注文してました。

少しすると、3 皿のカレーと 3 皿のサフラン飯 (黄色くてレモンが添えられてる) が我々の卓に運ばれて来ました。

…と、此処迄書いて寝ます。何だ此の半端な引きは。

1/8 土、+0:29 1/8 の他の話題

六日に放送されたラルトスの回のポケモンを観忘れたー。ちょっと気にしてたのにー。ばかばかばかー。

やると言って未だやってない事が多すぎるぞー。小説書いてないしさけまつり未完だし‘旅’がしょーもないしー。休みの課題や普通の教科学習をし乍らどこから手を付ければ良いやら。

今日届いたオメガからの年賀状にの返信を書いたは宜いけど吹雪だったので明日投函する事にしました。先程雪かきをして居る頃には已んでましたが。

1/10 月、15:24 年賀状

一昨日の更新で、色々間違えてました。

上二つはエメスの指摘,三つ目は同級生ユ君の指摘です。三つ目は昨日の文章なので改編できませんが、其れ以外は修正しました。感謝します。と言うかうっかりし過ぎ。特に「夏休み」って以前もどこかでやったぞ。


道内は既に届いたんですが、津軽海峡を越えてない様です。どうしようかな、もう載せちゃおうかな。

1/10 月、15:24 かりーごや (続き)

取り合えず運ばれて来たスープカレーにスプーンを入れて、口に運んだんですよ。うん。

えーと、一言で表現すると、旨いんです此れが亦。さらっとしててコクが有ってまろやかでピリッと辛い。ちょいと驚きました此の味には。此処のカレーにも以前行った店と同じく鶏肉 (かなりデカい骨付き) が這入ってて、此の肉をスープと絡めて頂くと、肉の旨味が更に加わって天にも昇る心地。凄い。凄いぞ。

鶏肉は全てのカレーに這入ってるので、其れ以外の具を祖母・父と互いに交換しました。確か、しめじ・おくら・ジャガ薯・ピーマン辺りでした。

いやはや、旨かった。食べ終えるのが惜しかった。

然う然う、挿入する部分が無いので最後に付け加えると、我々が美味なるカレーを食してる間、5 組 10 名以上の御客様が出入りしてました。結構な繁昌振りです。

因みに、折角海に面した立地だったのですが、曇ってて何も見えざりました。どの道、窓は小さかったんですが。祖母は『もっと大きくすれば明るい雰囲気になるのに』と残念がってました。


若しかしたら、今日中にもう一度書くかも知れない。

1/10 月、23:17 スマブラバグ でんげき

先程スマブラ DX で遊んでたら、相手のピカチュウの放ったでんげきが妙な事になりました。場所はジャングルガーデンです。

ピチューの“ターゲットをこわせ!”で、左端の足場の左端に立って左を向いてでんげきを放った時と同じ現象ですが、まさか此処でも起こるとは。動画を用意しました。MPEG 4 形式です。若し観られなかったら…掲示板辺りで言って下されば、次の更新で別の形式のを載せます。

立ち位置も示しときますね、下の画像の位置です。かなり微妙です。後ろ過ぎると此の足場にでんげきが着地して普通に走り出し、前過ぎると此の足場を通り過ぎて川面に落ちます。

※スマブラ DX の著作権は任天堂さんと HAL 研究所さんが、ピカチュウの著作権は任天堂さん・Creatures さん・GAME FREAK さん辺りが持ってます。ピカチュウに就いては複雑過ぎてよく判りませんけど。

1/17 月、22:25 作品の解釈

先程、明日の英語の試験に向けてちょいと勉強をして居ると、突如として雑記ネタが閃いて、其れが滝の様に流出し出したので、一先ず帳面の端の余白に書き付けて急いで Mac の前に来ました。早く勉強に戻らねばならないのですが結局 50 分掛かって未だ纏ってません。此処に貼って行きます。荒削りなので其処ん所宜ろしく。


今、此処に [世界観を持つ作品] [原作者] [受け手 (読者・視聴者等)] [2 次創作物] を想定する。

原作者と受け手とに取って、2 次創作物の持つ重大さは其れ其れ違う。何となれば、作品と謂うのが其も其も、作者の頭の中に有る物が吐き出された物だからである。作者の頭の中には原作の世界観が既に築き上がって居るが、読者の原作に対する解釈の頼りは原作中に表れた部分のみで、比べるべくもなくおぼつかない。「原作中に表れた部分」は、作者の頭の中に有る物の極一部に過ぎない。

然て、作者が 2 次創作を認める (公認・黙認に関わらず) 時、其の判断が基就く物は、2 次創作が原作の世界を著しく捩じ曲げる事が無いと云う作者側の予測である。(作品に愛着が無いと云う場合は論外として。) 但、其の「著しく」がどの程度以上を指すのかが此処での問題なのである。

作者は、其の特異な立場の為、原作に何が表現されて居るのか、原作がどんな考えに裏打ちされて居るのかを全て知って居る。少しばかり 2 次創作が異なった解釈を示しても、其れに因り作品に対する自身の理解が歪む事は在り得ない。だが、受け手は違う。作者に取って大丈夫な程度よりも小さな揺さぶりで、原作に対する理解が大きく揺らぐ虞が在る。原作者・2 次創作者は其れを充分に留意する必要が有る。

『作品に対する理解は人によって違う物だから、厳密に一致させる必要は無い』と云う主張が在るかも知れない。然し乍ら、作品の性質の内最も重要なのは、其の表現形態よりも、表現された内容である。ならば、作品と謂う物自体が、(小説・漫画・ゲーム等の形態を以って創作された) 一般的に謂う「作品」よりも、原作者及び受け手の皆の頭の中に作られた、作品の解釈の総体の方が重要なのではあるまいか。更に、「人によって違う」と云う状態を問題無く受け容れられるのは、作品に関する、作品以外の影響が、其の人々に対して無い場合である。

作品の世界は、人に伝えられる際に作品と謂う媒体を経て居る以上、原作者が頭の中に想い絵描いた物からは多少変化する。其の為、なるべく正確に作品の世界を読者に伝え、読者の理解が当初の意図から懸け離れない様に意識するのも、可能ならば原作者にして貰いたい事である。作品は作る為のみならず、伝える為の物でもあり、又作品の解釈の正当性の根拠は最終的には作者であるのだから。

2 次創作だけでなく、例えば原作の漫画からアニメ化されたり、原作者以外の監督の下で別のゲームが作られたりする場合も然うである。原作者が余りにも無関心な場合 (『私は出来るだけ干渉しないで、自由にやって頂いてます』)、其れは受け手の理解を破壊する。

要するに此の文章では、あんまり自由にやらせ過ぎるのも考え物だよ、と言いたいのである。

1/19 水、23:26 渡り鳥か

教科学習です。現在の日本の制度だと大学に這入るには試験を受けねばならないので、御勉強をしてます。

あ、一昨日の日記の‘作品の解釈’の本文の最初に無駄な空白文字が這入ってる。急いだからなぁ。


我が家は、二棟が 1 階で繋がれた構造をして居ます。本々一棟だけだった隣に新宅を建設したからです。無線 LAN で複数の端末からインターネットを利用できる様にしてあって、其の基地は旧宅 2 階の私の部屋に在ります。私の部屋から、旧宅 1 階・新宅 2 階へ電波を飛ばします。1 階には Power Mac 7500 君が、新宅 2 階には伯母の iMac が居ます。此処迄、予備知識。

私の部屋は旧宅の 2 階と書きましたが、暖房効率が悪い事と,一人になると怠けると云う事で、昨日新宅 2 階の仏間に iMac 君を連れてきました。寝るのも仏間です。御勉強は明るい居間で。今の処、暖房が要らなくなったら旧宅 2 階へ戻ろうかと考えてますが、未定です。

iMac をネットに繋げるのにちょっと苦労しましたが、結局情報を入力する欄が一つズレてるだけと云う不注意でした。無線の端末に差し込み口が 1 個しか無いので、現状では伯母の線と差し替えて使ってます。

うう、文章が纏まらない。読んで面白味が無い。

1/19 水、23:26 はなぢ

最近洟に混じって僅かに血が出て、気になってたんですが、一昨日の夜洟を擤 (か) んだら本気で噴き出してびっくりしました。どうして此の程度で出るよぉ。

んで昨日の朝学校でやはり洟を擤 (か) むと、復た血が出掛けて焦りました。上向いて上手い事止めたけど。ひー。

1/24 月、+0:34 迷ひゐる

現在の日本の制度だと大学に這入るには試験を受けねばならないので、御勉強をしてます。今年は更新休止だろうなぁ。

あ、17 日の日記の‘作品の解釈’の本文の最初に無駄な空白文字が這入ってる。急いだからなぁ。


何か‘一言’が歴史的仮名遣い擬きになってますよね。古典単語の勉強をしてたら、現代仮名遣いが不自然に見えて来たんです。ことえり (Windows で謂う MS IME) は歴仮名向けになってないからと言って一々修正するのが面倒な為、此の日記とかは現仮名になってますが。

1/24 月、+0:34 明日はスキー

我が校にはスキー学習と云う物が存在します。年三日、普通の授業を全て潰してスキー場に行きます。今日は其の準備をしました。メンドクサイ。

スキー板の錆を紙鑢で落として居ると、一部の表層が少し浮き上がってるのに気付きました。使うのに支障は無いと想いますが、何が原因?

1/24 月、+0:34 還りて往きし父

金曜日に仕事の関連で父が札幌に取材に来て、今日の午後 6 時迄居ました。出る時、外は大雪だったので、伯母と私もバス停迄蹤いて行きました。父には長靴を履かせ、バス停で普通の靴に履き替えさせる為です。

羽田空港に着いたとの電話を先程伯母が受けました。宜し、飛行機無事だった。

父が居ると、車に乗せて貰えるので、通学が遥かに楽です。

1/24 月、+0:34 PICANTE と“北の零年”と…

土曜日に学校で進研模試を受けた後、父の車でスープカレーを頂きに行きました。PICANTE と謂う所です。細かい経緯は知らんのですが、以前書いた様な気がする VOYAGE と関係の深い店らしく、カレーも似てました。似た様においしくありました。

店と直接は関係無いのですが、此の時の事で特筆したいのは積雪。札幌市街とは思えないぐらい凄かった。本来合計 4 車線の路が、左右に聳える堤防で 1 車線ですもの。擦れ違えすらしない。除雪車はどうしたんだろう…。

其の後、札幌駅の‘シネマフロンティア’で“北の零年”を観ました。淡路島から蝦夷地に送られて開拓を始める人たちを絵描く、3 時間の大作です。『ウチの家族の由来は淡路島との事だから観るべかろう』と父が主張したので。結局祖母と伯母は都合が悪くて我々のみでした。

感想を述べると……此れ、1 時間に詰められるじゃん? うーん、内容が薄かった。突っ込み所は多かったけど。アイヌの描写が簡単過ぎるって。ちょっとがっかりー。

実は札幌駅に行く目的は二つ有り、もう一つは‘赤本’を買う事でした。赤本とは、各大学の過去の入試問題と解説とを載せた本で、多くの受験生が用るんだそうです。へぇ。

前後しますが、“北の零年”の 3 時台の上映の券が売り切れた為に 1 時間以上待たねばならず、其の間は札幌駅の中の本屋で過ごしました。先ずダラダラと“問題な日本語”や“数学嫌いを直す本”(書名うろ覚え) の立ち読みをして“問題な”を買い、参考書等の棚へ行って赤本の山を眺めて必要な赤本 (北大文学部前期) が無いのに気付いて父が店員の御姉さんに訊ね、代わりに青本を購入しました。

で、ふと思い付いたんです。学習参考書の売り場ならば、きっとアレが在る。ええと、英単語、英単語…此処だ。うひぇー、在った。“もえたん”。本気で売ってるの初めて見ました。自分で手を伸ばす勇気は無くありましたが、父がひょいと取って呉れたので中を垣間見られました。うむ、凄い出版物だ。

1/24 月、+0:34 声に出して読みたいミカウ

ミカウとは、ゼル伝ムジュラの仮面の登場人物です。

では、唐突ですが、「ミカウに会う。」を発音してみて下さい。どんな抑揚になりますか?

  1. 〈蜜柑に会う〉〈誰かに会う〉と同じ (カウニ)
  2. 〈山田に会う〉〈葉書に会う〉と同じ (ミカウニ)
  3. 〈柱に会う〉〈怒りに会う〉と同じ (ミカウニ)

掲示板や電子手紙で知らせて下さると、統計取れて嬉しいなぁ。因みに私は 2 です。

ミカウに限らず、色んな固有名詞の発音にバラ付きが有りそうです。〈ダニアに〉 と〈ダルニアに〉とか、〈カチュウに〉と〈ピチュウに〉とか。


うへー、最後の方走り書き。推敲の暇が無い。読み辛くてごめんなさい。そしておやすみなさい。

1/26 水、+0:56 色々

読み易さを考慮せず書き殴って寝ます。|

昨日は手稲でスキーでした。高い方では風が強く、顔が寒くありました。

帰りは手稲駅の近くでバスを降りたのですが、バスの運賃等を考慮すると、学校迄乗って行って普段通りに帰る方が良さそうです。

一昨日教室で、先生と M さんとが会話してるのを眺めてると、此んな言葉が飛び出しました。「ヒのつけどころがない」。私が黒板に然り気無く「非-つけどころ [うちどころ]」の様に書いたら、先生は、違い無い、と笑って呉れました。

父と其の話をしたら、父は「火の点け所」の字を宛てました。気付かなかったけど確かに然うだ。

今日の放課後、学校の図書室で漢字の筆順事典を読んでました。〈上〉って、元来縦棒が 2 画目なんですね。学校の指導に合わせて 1 画目にしてたけど、此れから訂正しよう。|

おやすみなさい。

1/28 金、18:35 科学と秩序と運命と

取り合えず載せるだけ載せとこう。‘一言’に載せようと思ったのに復た長くなってしまった。


人間は現在、或る重大な仮定に基就いて生活して居ます。其れは、[此の世には秩序が在る]。〈因果〉と言い換えても構いません。此れは科学の大前提でもあり、科学とは其の秩序を探る学問です。

科学と言うと専門的な感じがしますが、もっと直感的に、物を手放せば下に落ちるとか、自分は今より一瞬後の時点でも存在するとか、此んな事は当然と普段無意識に予測します。

然し乍ら、秩序の存在は証明された事ではありません。今挙げた予測は『今迄の自分の経験では全て然うだったから、此れからも然うだろう』と云う推測の上に成り立つ物であり、数学の普遍的な考え方である『100 万回の試行で同一の事象が現れたとしても、100 万 1 回目が然うとは限らない』に反します。だから「仮定」です。

処で、[最初から定まって居る未来] を〈運命〉と呼ぶなら、秩序が存在すると仮定した時、運命も存在します。宇宙誕生の時からの因果が重なって現在・未来が在ると云う事ですから。詰まり、運命を信じない事と、科学を認めない事とは同義です。

私も、基本の意識では科学を認めてないのを、日常生活の中で便宜的に認めてるだけなんですけどね。前述の通り、根拠が無いもの。


然う然う、〈上〉の書き順変えるのやっぱり已めました。縦棒 1 番に戻します。中心線が最初に定まった方が書き易いや。

1/28 金、22:48 〈本を正す〉

今日の北海道新聞の朝刊の 1 面最上段の記事、“小学生 使わない漢字 書けない”。‘財団法人総合初等教育研究所’が平成 16 年 5 〜 6 月に、小学 2 〜 6 年生10648 人と中学 1 〜 2 年生 3914 人とを対象に行った読み書き能力の調査の結果が書かれてます。表が載ってるので、先ずは写します。

小学生が最も読めなかった漢字と書けなかった漢字
読み 書き
問題 (正答) 正答率 問題 (正答) 正答率
1 年生 (み)日月 17.4% (三)日月 55.1%
2 年生 食が(ほそ)る 39.6% 席が(空)く 23.9%
3 年生 (しも) 17.5% 取り(次)ぐ 10.2%
4 年生 (べい)作 0.7% まる(円)い形 6.5%
5 年生 (しき)さい 29.8% もと(本)を正す 4.6%
6 年生 (とく)本で勉強 0.8% とく(読)本で勉強 1.9%

本文中の誤答例からも気になる物を纏めます。

問い 誤答 正答
赤十字 あかじゅうじ せきじゅうじ
わたし わたくし (記事中に正答示さず)

…何か気になる所多いなぁ。

後、「べい作」「とく本」…知らなかった。習ってないもん、読める筈無いやん。

小学校で使った副教材は“○○読本”だから、連結のせいで濁って「○○どくほん」でしたし、〈稲作〔いなさく〕〉が湯桶読み(註)なのを派生させたら〈こめさく〉ですわな。〈米作〉を見せられて私が正答する確率は 7 割くらい。(註:〈湯桶〔ゆとう〕〉の〈湯〉が訓読み・〈桶〉が音読みである事から、『1 字目が訓・2 字目が音の読み方』。但し〈ゆおけ〉とも読めるので代表としては不適格。逆は〈重箱読み〉。)

記事の最後に、調査を監修した、青山学院大学の小森茂教授の言葉が載ってます。

「《略》話し言葉と書き言葉の区別が付かない《略》などの傾向が目立つ」

私にも区別が付きませんが何か。


括弧がゴチャゴチャして読み辛くなってしまった。

1/29 土、+0:16 〈欲する〉

今日はさっさと寝よう。


〈欲〔ほっ〕する〉と云う言葉が在ります。此の言葉、何だか変です。

〈〜する〉って言葉が付いて動詞になる漢字は通常音読みで読まれます。〈有〔ゆう〕する〉〈扮〔ふん〕する〉〈介〔かい〕する〉の様に。

でも、〈欲〉の音読みは〈よく〉,訓読みは〈ほ(しい)〉です。どちらかと言えば訓読みに近いけどちょっと違う、微妙な所です。

要するに昔の人が、『欲しがる』の意味で,〈欲し-がる〉の様な二つの要素を含まない簡潔な動詞を求め乍ら、原則通りの〈よくする〉ではよく判らんと云う事になったんでしょう。

此れ以外に、普通音読みで読まれる筈なのに訓読みが混ざって妙な事になってる読みを数日前別に見付けたんですが、忘れてしまいました。

1/29 土、+0:16 小説って難しい

ああ然う然う、部誌用の原稿の締め切りが 2/14 から 3/14 へ変わったんですよ。ちょっと楽になったかな。

今日は朝から夕方迄ずーっと Mac の前に坐って小説を書いてました。相当疲れて目標の 1/10 の分量も書いてません。以前書いたヘタレ版も、今読み返せば『能く書いたなぁ』って感じです。

書いてます書いてます宜い乍ら何も載せてない期間がさすがに長すぎるので、少しだけ覗かせますか。本の少ーしだけ。

夜明け前の暗い空に、星たちが最後の輝きを放つ下、墨色の闇を湛えて山麓に広がる森の一角で、数人のヨッシーたちが眠りに就いて居る。眠って居るのは、水色・紫色・赤・黄・茶色・緑のヨッシー。

赤と黄色がだらしなく投げ出した其れ其れの裸足が茶色の腹の上に交叉し、茶色は息苦しそうに呻いて居る。やがて茶色が寝返りを打つと、辺りには葉擦れ以外に一切の音が聞こえなくなった。

自分で載せといて何ですが駄目駄目過ぎ。ごめんなさいごめんなさいああ恥ずかしい。


載せない方が良かったかな…でも此れで取り合えず、此の部分は完全版を載せなきゃと云う、自分に対する脅迫になりますし。

今は恥ずかしいから寝よう。

1/30 日、+0:25 常に変化している

今日は実力テストの物理・化学の見直しをしました。


補助動詞の〈居る〉を平仮名で表記する事にしました。理由は、[一般的でないとの理由で既に〈置いて在る〉の〈在る〉を仮名にしている点と統一されない] [余りにも一般的でなくて見慣れない] です。

私の国語表記に就いてしっかり説明してないので、自分の確認がてら此処に書いてみます。常に変化してるし、今時間無いんで色々抜けてますが。

1/30 日、+0:25 〈始まりにしか過ぎません〉

〈〜に過ぎない〉で固定された表現なので、〈しか〉が這入るのは誤りです。〈四日四晩 (三日三晩)〉〈一を聞いて十を把握する (〜知る)〉〈朝食前 (朝飯前)〉がおかしいのと同じ様な物です。

〈しか〉が這入ると『此れを超える事は無いけど、此れ自体には確実に到達している』の意味が加わりますので、本来の『達してるかどうかは知らないけど、要するに超えてないよ』と云う感覚から逸れてしまいます。

じゃあなぜ此んな誤用が生まれたかと言えば、〈〜でしかない〉と混同したからだろうと想います。〈始まりでしかありません〉なら正しくありますから。

1/30 日、+0:25 〈乳〉

〈乳〔ち〕飲み子〉〈乳房〔ちぶさ〕〉〈垂乳根〔たらちね〕〉辺りを見ると、本々日本語に在った読みは〈ち〉であって〈ちち〉でないのだろうと推測されます。どっかで『〈乳〔ち〕〉と〈血〔ち〕〉は同じ源だ』と聞いた気がしますし。

読みが化けた原因は、〈おちち〉だろうと考えます。〈手〉の幼児語が〈おてて〉である様に、〈乳〔ち〕〉も〈おちち〉として遣われ、いつしか単なる〈お〉+〈ちち〉と捉えられる様になったんじゃないかしら。


“問題な日本語”の感想を述べたいんですが時間が無い。一言で言えば「結構な出来だけど、根拠の示し方が甘い,記事を跨いだ矛盾が在る。」

っつーか此処は日本語サイトですか。

1/31 月、23:01 ‘キャリアディベート’

実力テストの英語・国語の見直しを合計 1 時間程度で終わらせ、日本史の教科書の明治維新辺りを読んでました。中々頭に這入りません。

29 日の「書いてます書いてます宜い乍ら」は〈書いてます書いてます言い乍ら〉の誤変換です。御恥ずかしい。


2 週間に一度と云う低頻度で‘情報科’の授業が有ります。今日の 5 時限目の授業では前回 (去年の暮れ) に引き続き、インターネットを介し English を用て、他県 (愛知と言ってたろうか) 及びアメリカの高校の生徒たちと議論をしました。と言うとちょっと語弊が有って、実態は Wiki と謂う仕組みを使った時間差会議です。議題毎に部屋が分かれていて、私が所属してるのは『子供は親の職業を継ぐべきか』の [賛成]。反対したかったけど既に埋まってました。やっぱり自分の意見と違う事を主張しなきゃいけなくなる‘ディベート’ってのは嫌いです。私は去年『継承者が居ないと云う危機に瀕する職業が沢山存在します。 (例: キタキタ踊り)』とか書いた切り何も発言してません。白文字は原文 (英文) の儘です。

先生の話では、アメリカの学校で、校長や,此の会議を担当する先生が変わった為、意思の疎通が上手く行かなくなっていて、国内の他校の先生がアメリカに飛んだそうです。大変だなぁ。確かに今迄にメリケンさんの発言が一つも無い。

メリケンさんが居なくても発言は全て英語です。日本人高校生が、機械翻訳等を駆使してひねり出した英語です。大半が理解不能で、私の読む気をゴリゴリ削って行きます。もう宜いっす。充分っす。

1/31 月、23:01 同い歳でずっと凄い人

同い歳なのに自分よりもずっと凄い人を見た時、『俺とは比べ物にならない、才能ってのは在るんだなぁ (ぼくにはとてもできない(註))』と考えるか『俺ぐらいの歳でも努力すればあんな事が出来るんだ、頑張ろう』と考えるかは大きな違いでしょうなぁ。後者でありたい物です。(註: “魔法陣グルグル”より引用。)

1/31 月、23:01 ユダヤの陰謀?

父と電話で日本銀行券の話をしました。新一万円札の裏の左上等に刷られている日本銀行の紋章は以前『ユダヤの陰謀であり、監視する目を表す』とか噂された事が有るらしく。しょーもない話ですねぃ。

父は『陰謀だったとしても、印刷物じゃ何の効力も無いよな』と言いました。然り。

1/31 月、23:01 〈訳〔わけ〕〉

「学校から帰って来た訳で。」私も遣いますが、よく解らない表現です。「学校から帰って来た訳」と言えば、通常は『学校から帰って来た理由』『なぜ学校から帰って来たか』を表しますよね。

でも此の表現の場合は、寧ろ逆で、『学校から帰って来たと云う理由に由って、〜』と解釈すべき様です。先ず [帰って来た] と云う事実を報告し、其処から話を発展させようと云う、弱い順接の意思が感じられます。成る程ね。

1/31 月、23:01 遅刻にはならず

今朝起床が 7 時で遅れそうでした。

私の睡眠は異常に深く、耳元で目覚ましが鳴っても容易には起きません。だから頼みの綱は祖母なんですが、今日は祖母も寝坊した為斯うなりました。

パン等をガーっと食して、結局普段通りの 7:25 頃に出られたんですが、雪路の渋滞でバスが 10 分程遅れ、最終的には走ってギリギリ間に合いました。此の、家の最寄りのバス停近くで転倒した事が、今日の‘一言’に書いてある事です。