9/5 火、+1:36 deviantART が改善されてる
いや、結構前から気付いてたんですけど。8 月 7 日の日記でゴチャゴチャと指摘した問題や,其れ以外の点が、かなり改善されてます。やるじゃないか。
9/5 火、+1:36 風のタクトの変な空白行
タクト 2 周目をやってます。今回は常時チンクルシーバー。此の 35 歳、相当変な事喋るんですね。ゴルァとか言われるし。
2 周目のリンクは、真上から見ると、どっち向いてるのかよく判りません。風向きを変える時に困る。
其れは宜いとして。此んな事が在りました。
台詞の最初に不要な空白行が入ってますね。「おじさんたちでも…」の上の、不自然な空間の事。
此所以外でも、デクの樹様の台詞の中にも在ったし,更に別の所でも見た憶えが有ります。内部での書式が、最初に無駄な行が入ってるのを見逃し易い物になってるんだろうか。
ああ、どんどん時間が過ぎて行く。早く起きる様にしないと。其の為には早く寝ないと。おとといは 12 時 15 分,きのうは 11 時 15 分に起きて、殆ど何もしない儘に終わっちゃったからなぁ。
思い付いた語句を検索して、ふらふらサ迷い歩くのは已めた方が宜いな。潰す程の暇なんか無い筈なのに、何をしているんだか。
9/11 月、+1:08 命令文のキミとボク
単純に考えれば、命令文での[私]と[あなた]とは、其の儘『命令している人』と『命令する対象』の事です。此の例の様に。
我が力を思い知れ。
あなたの名前を教えて下さい。
而し次の様な用例を見ると、日本語に於いては然う単純ではない様です。
人の振り見て我が振り直せ。
君に届け、この思い。
一つ目の例を解り易くすると、「他人の振舞いを見て、私の振舞いを直せ。」と云う事です。でも、此の命令文を口にする人が、『僕の振舞いを直して下さい』と相手に頼んでいるんじゃありませんよね。命令している相手の振舞いを指して「我が振り」と言っています。詰まり、此の部分だけ相手の立場に立って、相手が呼ぶ所の「我が振り」の話をしてる訳です。単純に解釈できる表現にするなら「人の振り見て自分の振り直せ。」或るいは「人の振り見て己〔おの〕が振り直せ。」「人の振り見て汝〔な〕が振り直せ。」辺りでしょうかね。
二つ目の例は確か、何かの歌の歌詞に似た様な表現が有った気がします。此の命令文で、届けと命令する対象は「この思い」ですから、普通に「君」と謂ったら普通は其の思いを指す筈です。けれど其れは此の場合は明らかにおかしい訳で、「君」と謂うのは此の命令者が想定する別の人物——普段命令者が呼ぶ所の「君」な訳です。単純にすると「あの人に届け。」
まあ二つ目の例は、‘思い’なんて云う抽象的な無生物に向かった命令文ですから、歌詞でもない限り明文として話されたり記されたりする事は殆ど在りませんけど、其れにしても一つ目からも分かる様に、斯う云った代名詞の指示のズレを許す様な思考の為方が日本語話者には有るんだなぁと思います。
其れを其の儘英語に持ち込むと、「Get my dream.」とか「Believe myself.」とかのフシギ命令文が出来る訳ですね。いや、「I believe myself.」と云う事を述べるなら〈myself〉で多分宜くありますけど、誰かに『自分を信じろ。』と命令する意味なら「Believe yourself.」じゃない?
……其れとも若しかして、英語でも此んな用法が在ったりする?
9/11 月、+1:08 風タクのバグ、風向きが変わる映像を省略
通常は、風の唄を振って、風向きを指定する画面で A を押すと、風向きが変わった事を示す短い自動映像が流れますよね。此れ、実は完全に省略できる様です。風向きを A で決定する所で、先づ B を押してすかさず A を押します。其れだけ。ちょっと微妙な操作ですが。B と A の間隔が短過ぎると風向きは変わりません。少し長過ぎると船から降りたりしてしまいますが風向きは変わります。
9/11 月、+1:08 風タクのバグ、海図に無い海域に出る
次いでにもう一つ。赤獅子さんに『この先は危険だ』と言われる事無く海図の領域外に出られます。自由な操作は出来ないんですけど。
なるべく海図の端近くに在る宝箱を探します。見付けたら、[少し直進すると其の宝箱の位置に行き,更に進むと海図の端に達する様な位置・向き]に船を合わせます。鉤爪ロープを下ろしながら、R を押したり離したりして船をゆっくり進めます。速過ぎになるとロープを巻き上げ始めてしまうので、ロープを割り当てたボタンも適宜押したり離したりして海底に引き擦る様な感じにします。此の儘宝箱を探り当てると、船が進みながら引き揚げ,進みながら『手に入れた!』の画面が出ます。此の状態で放置すると、ゆるゆると海図の外に出られる訳です。チンクルシーバーを起動しておくと、今どこに居るのか判り易くなります。
上手くやったなら 20 分ぐらいで、海面が無い所に到達します。領域外に出て A で『手に入れた!』の窓を閉じると、凍ります。
9/11 月、+1:08 高速道路
今日の午後 2 時から 2 時間、自動車学校の高速道路教習に行って来ました。札幌北で乗って北広島まで行き、帰りは新川で降りました。
乗ってしまえば其れ程大変な事は無かったんです(工事やってて 1 車線しか無い所が在ったけど)が、問題は一般道から入って来て高速道路に流入する部分。40 km/h から 80km/h ぐらいに一気に加速しつつ、本線を走る他の車にぶつからない様に滑らかに入る。ああ怖い怖い。今回は此の部分は、横から教官がハンドルに手を伸ばして半分ぐらい操作して呉れちゃったから、よく判んなかったけど。
教官と言えば、今回も割り当たったあの教官、書類綴じに朝鮮文字が書かれてるってのは、韓国の人って事かしら。にしては日本語は自然なんだけど。
言葉と言えば、或る別の教官はもう結構おじいさま(昔気質の頑固オヤジ風)でして、横から結構厳しい口調で指示を呉れるんだけど、失語症気味で適切な表現が出て来ず、ゴニャゴニャとよく纏まらない長〜い事を仰っしゃるから、運転する側としてはかなり困る。悪い人じゃないんだけど。
9/15 金、+0:46 旅券のローマ字はおかしい
普通乗用自動車の運転免許がもう目前なんですが、受けなきゃならない模擬試験の様な物が残ってたので今日大方やりました。パソコンで問題を解くと、得点と,誤った部分の解説が印刷されます。問題文の言葉遣いがかなり変です。
‘旅券’=‘パスポート’。
日本語のローマ字って、記法がちゃんと統一されてません。だから、個人でローマ字を書く時は『こんな感じだべー』って適当に書きます。まあ其れでも大体用は足りますけど、どう書くか迷ったり,どう読むか迷ったりします。又、個人じゃなくて鉄道とかの団体では、大抵其の団体内では統一されてますが、其れがなんか、読む人の事考えてるのか考えてないのかって言ったらどっちかと言うと考えてないとか,考えてるんだけど考えが足りてないとか、其んな感じがしてどうもいけません。良いローマ字表記ってどんなか、考えて来ました。
実用的なローマ字の書き方にどんな幅が有るかと言うと、大体次のような感じだと思います。
- 【子音の書き方】 五十音表に合わせて規則的に(ta, ti, tu, te, to)/英語に似せる(ta, chi, tsu, te, to)
- 【長音類の書き方】 仮名に合わせる(Satou, Oono)/長音記号を用いる(Satō, Ōno)/無視する(Sato, Ono)
- 【〈ん〉の綴り】 常に〈n〉を使う(Anpanman)/後続の音に合わせる(Ampamman)
- 【〈ん〉の区切り】 アポストロフィー(kon’ya)/ハイフン(kon‐ya)/区切らない(konya)
で、私の見解をだらだらと述べると時間が掛かるので、作ってみたローマ字表記法を先づ載せてしまいます。2 案有ります。
さゆぬ式ローマ字表記法 第 1 案
あ a | い i | う u | え e | お o |
か ka | き ki | く ku | け ke | こ ko |
が ga | ぎ gi | ぐ gu | げ ge | ご go |
きゃ kya | きゅ kyu | きぇ kye | きょ kyo | |
ぎゃ gya | ぎゅ gyu | ぎぇ gye | ぎょ gyo | |
くゎ kwa | くぃ kwi | くぇ kwe | くぉ kwo | |
ぐゎ gwa | ぐぃ gwi | ぐぇ gwe | ぐぉ gwo | |
さ sa | し si | す su | せ se | そ so |
ざ za | じ zi | ず zu | ぜ ze | ぞ zo |
しゃ sya | しゅ syu | しぇ sye | しょ syo | |
じゃ zya | じゅ zyu | じぇ zye | じょ zyo | |
すぃ swi | ||||
ずぃ zwi | ||||
た ta | ち ti | つ tu | て te | と to |
だ da | ぢ di | づ du | で de | ど do |
ちゃ tya | ちゅ tyu | ちぇ tye | ちょ tyo | |
ぢゃ dya | ぢゅ dyu | ぢぇ dye | ぢょ dyo | |
とぅ twu | ||||
どぅ dwu | ||||
てぃ thi | てゅ thu | |||
でぃ dhi | でゅ dhu | |||
つぁ tsa | つぃ tsi | つぇ tse | つぉ tso | |
づぁ dza | づぃ dzi | づぇ dze | づぉ dzo | |
な na | に ni | ぬ nu | ね ne | の no |
にゃ nya | にゅ nyu | にぇ nye | にょ nyo | |
は ha | ひ hi | ふ hu | へ he | ほ ho |
ば ba | び bi | ぶ bu | べ be | ぼ bo |
ぱ pa | ぴ pi | ぷ pu | ぺ pe | ぽ po |
ひゃ hya | ひゅ hyu | ひぇ hye | ひょ hyo | |
びゃ bya | びゅ byu | びぇ bye | びょ byo | |
ぴゃ pya | ぴゅ pyu | ぴぇ pye | ぴょ pyo | |
ふぁ hwa | ふぃ hwi | ふぇ hwe | ふぉ hwo | |
ま ma | み mi | む mu | め me | も mo |
みゃ mya | みゅ myu | みぇ mye | みょ myo | |
や ya | ゆ yu | よ yo | ||
いぇ yhe | ||||
ら ra | り ri | る ru | れ re | ろ ro |
りゃ rya | りゅ ryu | りぇ rye | りょ ryo | |
わ wa | ゐ wi | ゑ we | を wo | |
うぃ whi | うぇ whe | うぉ who | ||
ゔぁ va | ゔぃ vi | ゔ vu | ゔぇ ve | ゔぉ vo |
- 表記は仮名に一致させる。〈おう〉は〈ou〉と書く。〈おー〉は〈ō〉を使うが、此れを表記できない環境では〈oo〉と書く。
- 〈ん〉は常に〈n〉。
- 〈ん〉の後に a, i, u, e, o, y が来る場合は〈’〉で区切る。
出来る限り単純なのが良いと思います。其処で、日本語で通常使われる[あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・きゃ・しゃ・ちゃ・にゃ・ひゃ・みゃ・りゃ行]と,其の濁音・半濁音の行は一貫した単純な法則で作りました。此れ以外の特殊な音の行も、行内では規則的になる様にしました。
さゆぬ式ローマ字表記法 第 2 案(代替)
さ sa | し shi | す su | せ se | そ so |
ざ za | じ ji | ず zu | ぜ ze | ぞ zo |
しゃ sha | しゅ shu | しぇ she | しょ sho | |
じゃ ja | じゅ ju | じぇ je | じょ jo | |
すぃ si | ||||
ずぃ zi | ||||
た ta | ち chi | つ tsu | て te | と to |
だ da | ぢ dji | づ dzu | で de | ど do |
ちゃ cha | ちゅ chu | ちぇ che | ちょ cho | |
ぢゃ dja | ぢゅ dju | ぢぇ dje | ぢょ djo | |
とぅ tu | ||||
どぅ du | ||||
てぃ ti | てゅ tyu | |||
でぃ di | でゅ dyu | |||
つぁ tsa | つぃ tsi | つぇ tse | つぉ tso | |
づぁ dza | づぃ dzi | づぇ dze | づぉ dzo | |
は ha | ひ hi | ふ fu | へ he | ほ ho |
ば ba | び bi | ぶ bu | べ be | ぼ bo |
ぱ pa | ぴ pi | ぷ pu | ぺ pe | ぽ po |
ひゃ hya | ひゅ hyu | ひぇ hye | ひょ hyo | |
びゃ bya | びゅ byu | びぇ bye | びょ byo | |
ぴゃ pya | ぴゅ pyu | ぴぇ pye | ぴょ pyo | |
ふぁ fa | ふぃ fi | ふぇ fe | ふぉ fo | |
や ya | ゆ yu | よ yo | ||
いぇ ye | ||||
わ wa | ゐ wyi | ゑ wye | を wo | |
うぃ wi | うぇ we | うぉ wo | ||
ゔぁ va | ゔぃ vi | ゔ vu | ゔぇ ve | ゔぉ vo |
- 表記は仮名に一致させる。〈おう〉は〈ou〉と書く。〈おー〉は〈ō〉を使うが、此れを表記できない環境では〈oo〉と書く。
- 〈ん〉は常に〈n〉。
- 〈ん〉の後に a, i, u, e, o, y が来る場合は〈’〉で区切る。
英語話者向けの英文中で表記する場合は、此ちらの表記を使う事も出来ます。
上記の 2 案です。英語だけ特別待遇です。もう英語圏で広く使われてしまってるので、此れを改める事も無いかなと。
でも、普段長音に近く発音されるからって、〈おう〉や〈えい〉を長音表記するのは駄目です。此れを長音みたいに読むのは、単に面倒な口の動きを省略する様になっただけの事で、長音みたいに読まなくても正しいんですから。仮名からローマ字に改める時に態々勝手に読んでしまう必要は在りません。〈ou〉と書いた上で、〈オー〉と読みたい人は然う読めば宜い。〈オウ〉と読みたい人は然う読めば宜い。私はほぼ〈オー〉ですが、僅かに唇をすぼめている様です。
後、〈ん〉の事。昔『〈サンマ〉の〈ン〉は実は m で読んでるんだ』って言われて、私も長い間そう思ってたんです。が、最近気付きました。少なくとも私は、m で発音してない場合が有ります。注意深く発音すると、〈マ〉を発音する為に唇を閉じる直前に、口の奥の方で既に n を発音してたりします。絶対に必ず m で発音する訳ではないので、やはり単純にする為に全て n にしたら良いかなぁ、と。
あ、其れで、旅券のローマ字。大野さんも小野さんも Ono になってしまう時点で明らかに欠陥なんだから、将来変更する事になる筈です。其の際には上記第 1 案を推します。なぜ現行のヘボン式に近い第 2 案を使わないかと言うと、旅券は世界中で使う物ですから、英語だけに小手先で似せた表記はふさわしくないからです。例えば英語圏なら〈chi〉は〈チ〉と読みますけど、此れを〈キ〉と読む地域も〈シ〉と読む地域も在ります。あらゆる場所で日本語に近く読んで貰える表記は不可能です。だったら日本語の為組みに一番合った表記を使うのが一番です。
まあ、今回の此れは初版ですから、細かい所は変わると思います。独立した〈ぁ〉とか,語尾の〈っ〉とかはまだ決まってませんし。でも第 1 案の表はほぼ完成です。此れ以降使います。書類の名称とか,HTML 要素の class・id とか,JavaScript の関数名とかに。
あ、促音の規定を書くの忘れてた。第 1 案では〈いっち〉を〈itti〉と書き,第 2 案では〈itchi〉と書きます。
うー、凄い時間掛かった。疲れた。どうも文体が不自然だなぁ。
9/16 土、+1:56 ウエブ上の面白い物 色々
此所で紹介しようと思ってたのをちゃっちゃと紹介して終います。
◆“鳶嶋工房”内‘Essay’……ゲームの入出力機構に就いての面白い考察。
◆“造語院”……外来語の言い換え。“2 ちゃんねる”言語学板の記事内で挙がった物を纏めている。実用的な案も在り,おかしなのも在り。
◆荻野キーボード 2……数日前見た。「ぉーん」の音源で作曲できる。(「ぉーん」などに就いて詳しくは“この点は出ねぇよぉ!! のガイドライン 纏めサイト”を参照。私も全て把握してませんけど。)
9/16 土、+1:56 車,ワリオの森,PPGZ,はばタン
模擬試験が終わったので、後は運転技能を修得できてるかの見極めを受けて、本番の試験を受けて、受かれば免許皆伝です。
“ワリオの森”をやってます。落ち物パズルなんだけど、落下物を直接操作する訳じゃなくて,縦横無尽に移動できるカーソルでの操作でもなくて、物が落ちて来る中をキノピオを歩かせてモンスターや爆弾を持って運ぶの。此の不自由さが楽しくあります。でも、上へ脱出する操作の[A・B 同時押し]の判定が厳し過ぎるよ。前に置いてしまう。
今朝久々に“出ましたっ! パワパフガールズ Z”を視たら、最初よりは良くなってますね。此れからも良くなるのかな。
のじぎく兵庫国体の‘はばタン’はかわいいね。
9/17 日、+1:00 午前 12 時
正午の事を、〈○時〉を使って何と呼びましょうか。〈午後 0 時〉。此れは解り易くありますね。では、〈12 時〉を使うとするとどうでしょうか。〈午前 12 時〉? 〈午後 12 時〉?
英語を参考にしてみますか。英語には『0 時』と云う表現が無くて、『12 時』を使う必要が在ります。で、どうしてるかと言うと、〈12 P.M.〉なんです。じゃあ其れを真似て、日本語で「12 時」を使う時も〈午後 12 時〉にすべきでなんでしょうか。でも然うすると、[午前 11 時]の 1 時間後が[午後 12 時]で,[午後 12 時]は[午後 0 時]と同じって事? [12 = 0]なんておかしくない?
其も其も〈午前〉〈午後〉〈正午〉とは何か。此れは旧い時間帯の呼び方に由来します。一日を 12 に分割して、深夜から順に十二支を割り振って行く方法です。平安時代頃まで使われてたそうです。其の後は又別の方法が使われましたが、長くなるので此所では詳しくは述べません。で、其の十二支を使う方法では、図の様に、現代の昼の 12 時頃が十二支の[午]に該ります。だから、昼の 12 時を〈正午〉と謂い,其の前後を〈午前〉〈午後〉と呼ぶ様になりました。
とすると、『昼の 12 時は[午]其の物なんだから、其れを[午前]か[午後]かに振り分けようとする自体がおかしい』と考えられるかも知れません。でも、厳密には[午]は時間帯です。[正午]は時刻ですが、[午]は時間帯です。午前 11 時から午後 1 時までの 2 時間を[午]と呼ぶんです。とすると、11 時半も 0 時半も[午]ですから、此れだって〈午前〉〈午後〉を使えない事になります。〈午中〉です。
其れを現在は〈午前 11 時半〉〈午後 0 時半〉と呼んで何も疑わないんですから、最早〈午前〉〈午後〉と云う言葉は、一日の前半と後半を指す意味以外に、単に[時刻をどこから数え始めているか]を示す意味で使っても宜いのではないでしょうか。詰まり、〈午前〉は『深夜の真ん中を 0 時とする』,〈午後〉は『お昼の真ん中を 0 時とする』と云う意味を持つとして、午前 11 時を〈午後 -1 時〉と呼んだり、午後 5 時を〈午前 17 時〉呼んだりしてもまあ宜いじゃないか、って事です。今の例は極端で変だけど、深夜 2 時を〈26 時〉と呼ぶ場合も在りますからね。
此れに則れば、正午は〈午前 12 時〉〈午後 0 時〉です。其の 30 分後は〈午前 12 時 30 分〉〈午後 0 時 30 分〉です。英語では〈12 P.M.〉と呼びますが、其れとは関係有りません。〈yes〉が〈はい〉と同じでない※様に、〈P.M.〉も必ずしも〈午後〉ではないと考えるべくあります。[※ 『食べないの?』と訊かれて『食べない』と答える時、日本語では「はい、食べません。」だが、英語では「No, I don't.」になる。]
勿論、「使っても宜いのではないでしょうか」と書いた通り、飽く迄正午より前を〈午前〉,後を〈午後〉と呼ぶ通常の表現も普通に使って宜いと思います。数字を伴って出て来る場合だけ、上に示した様な[数え始めを示す]意味であると考えれば宜いでしょう。詰まり[午前 12 時半]は[午後]です。
まぁ〈昼の 12 時〉〈夜の 12 時〉を使ってりゃ何の混乱も起きないんですが。
んー、どうも文章がしっくり来ないなぁ。
あ、然う然う、ことえりの自動学習辞書を作り直させたら、変な変換癖が直りました。